すごいことに気付いてしまった気がして、とても140字じゃ足りない気がするし、今のこの気持ちってめちゃくちゃ大事なのでは?!って思ったので、忘れないようにここに書いておきます。
今日は3連休の最終日ですが僕は仕事をしていました。昨日も一昨日も出社して仕事をしていました。
9:00に起きて洗濯をして、10:00頃に天気はいいけど少し寒い中を自転車でシューッと会社まで来ました。
いつもは賑やかなオフィスには誰もいなくて、僕は朝から黙々と仕事をしていました。お腹が空いて、コンビニで買っておいたおにぎりを2つ食べて、コーヒーをいれて、黙々と仕事をしていました。
イヤホンで音楽を聴いていました。
たまに、アルバムが終わって、また違うプレイリストやアルバムの再生ボタンを押します。
ふと、気がついたら夜でした。外はもう真っ暗です。驚きました。本当に「さっき昼飯食ったのに気がついたら夜」でした。浦島太郎の気持ちが分かったような気がしました。浦島太郎うろ覚えですけどね。
携帯を見ると、僕が以前働いていた職場の後輩からLINEが届いてました。
「会社やめたくなりました。昨日も今日も服売って、明日も来年も服売って、夏はTシャツ売って、冬はコート売って、1年に3回くらいセール前の準備で徹夜して。大手というだけで何かに期待しすぎてたのしれません。もっと変化のある仕事が…なんちゃらかんちゃら」と。優秀な先輩を見ても、自分と同じような仕事を同じような給料でやっている。店長や本社のバイヤーになれる人なんかほんの一握り、彼氏も結婚する気ないみだし、なんちゃらかんちゃら…と続きます。
「めっちゃ恵まれてるな、僕」
と思ったわけです。
洋服屋さんの仕事が良くないという意味ではなく、
「時間を忘れて没頭するくらい夢中になる仕事がある僕は、もしかしたらめちゃくちゃ幸福なのかもしれない」
といった意味で、僕は恵まれていると思いました。
休日も働いて、毎晩朝から終電無くなるまで働いて、会いたい人たちにもなかなか会えず、責任と義務だけは多く、そのくせ権限はほとんど無い。給料も怖くて時給換算なんかできない。こんな仕事辞めてやる!って思うこともいっぱいあります。トラブルが起きれば(ああ、地震かなんかでうやむやになればいいのに)と不健全な気持ちになったりもします。でも、辞めずに、こうやって歯を食いしばって働いている。
僕は、仕事は楽しいか?と聞かれれば胸を張って「楽しいです!」と言いたい、本当は。
「月曜日は憂鬱だし、理不尽なことが多くて、思う通りにならないことばかりで本当にストレスだらけだけど、仕事は楽しい!!」と言いたい。
でも、仕事は楽しくあるべきだけど、みんなそれを望んでいるけど、「仕事は楽しい」と言ってはいけないような、そんな雰囲気があるような気がします。辛いほうがおもしろいからでしょうか。ネタになるからでしょうか。
ほとんどの人が、今日と同じような仕事を明日もやって、来週も、来月も、来年も同じような仕事をやって、人生が終わる。途中、転職したり、仕事をしない期間があったりしながらも、結局は大して変わらない日々を過ごして、矢のようなスピードで毎日は過ぎて、ころころ季節は変わって、老けていく。僕も当然この中にいるわけで、でも、そんなの悔しいじゃないですか。無念じゃないですか。それだったら楽しまないと、何しているかわけ分からないと思うわけです。
だから、もしこの文章を読んでいただいている人で、今の仕事が苦しくて苦しくて苦しくて苦しくて苦しくて、あなたがそんなにがんばってがんばってがんばってがんばっても気持ちが悪い方向に進むのであれば、辞めて、違う仕事をしてほしいと思います。
誰がなんと言おうと、仕事は楽しい。
楽しめるようにできています。
楽しめる仕事があるはずです。
僕は、たとえ今の仕事を辞めても、どんな仕事でも楽しんでみせる。
なぜなら、仕事を楽しめない男性はかっこ悪いと信じているからです。
忘れませんように
ありがとうございました
おしまい