貧乳戦争に終止符を打とうと思う

申し訳ありませんが今回のブログは巨乳の女性はお引き取りください。

f:id:ui0723:20170626200117j:plain

 

男性と、自他ともに認める貧乳(チューブトップがずれ落ち腹巻になったり男性が胸に顔をうずめたときやたら鼻が胸骨にぶつかる方)だけお進みください。

  

まず、どんなことがあってもこれだけは絶対に忘れないで欲しいんですけど、僕の女性の好きな要素の中に「巨乳」は入っていません。

貧乳、全力で愛せます。これをどうか忘れないでください。

↓証拠

 

 

早速本題です 。

 

今回のブログは貧乳と男性の間で長きにわたり続いている争い「貧乳戦争」を何とか終わらせることができないものかと思い、書きました。

 

様々なSNS(主にTwitter上で)貧乳はネタにされます。ちっぱいと呼ばれ、平地と呼ばれ、フラットデザインと呼ばれ、低脂肪乳と呼ばれ、背中とも呼ばれています。

そして、それをネタにするのは巨乳女性と、男性です。(中には自虐する強者貧乳もいます)

 

結果、生まれたのは戦争です。

 

 

貧乳をネタにする

貧乳女性が「貧乳はやっぱりダメなんだ」と感じる

デートの時は自分のバストのサイズを偽る

男性が憤慨

女はやっぱり巨乳という価値観が生まれる

さらに貧乳女性をネタにする

貧乳女性が憤慨

 

これが貧乳戦争の正体です。まさに負のスパイラルです。

 

これ以上の戦争は悲劇を生むだけです。

今日だけは互いに武器や防具を置きましょう。互いが互いの傷を想い、互いの正義を尊重し、互いの繁栄を願いましょう。

 

まず見ていただきたいのは下記のツイートです。2013年につぶやいたもので、いまだにポツポツとRTされるやつなんですけど、

 

 

ちょっと待ってください。

はたしてこれは本当に貧乳なのでしょうか。

 

「こんだけあったら巨乳でしょ」

「夢見すぎなんだよ、童貞野郎」

「死ね」

 

様々な意見をちょうだいしました。

おっしゃる通りです。

 

 

 

 

 

でも結論から言うとこれは貧乳ですからね。ド貧乳。

 

 

 

 

  「これが貧乳だったら私は何?」

  「お前グラビア見すぎなんだよ」

  「山形の田舎に帰ってサクランボ畑でも耕してろ」

「死ね。2回死ね」

 

おっしゃる通りです。

でも、事実として、僕らは慣れすぎました。

巨乳に、慣れすぎたのです。

この数年でグラビアやAVはもちろん、様々なアプリやSNSが僕らの価値観を塗り替えてしまったのです。

 

結果、生まれたのは価値観の相違です。

 

女性が言う「爆乳」が僕らにとっての「巨乳」

女性が言う巨乳が僕らにとっての普通

女性が言う普通が僕らにとっての貧乳

女性が言う貧乳が僕らにとってのド貧乳

になってしまったのです。

 

この価値観の相違が長きにわたり続いている貧乳戦争の火種となっていると考えます。

 

これは誰のせいでもありません。全てに、均等に責任があります。

男性の責任でもあり、女性にも責任があります。ワコールやピーチジョンにも責任はあります。ソフトオンデマンドやDMMにも責任があります。

誰も悪くないけど、誰も良くないのです。

 

責任者不在のまま、男性の価値観は大きく変わりました。

いつしか多くの男性はしっかりとした谷間が確認できないと、巨乳とは言えないようになってしまったのです。

 

このままでは女性と僕らの間にできた溝は埋まることはありません。この先永遠にです。

 

でもここで忘れてはいけないことがあります。

不思議なことにカップ数に対する価値観は男女間でそんなに大きな相違がない、ということです。

 

「Aは貧乳だよね。Bも貧乳かなぁ。Cは普通だよね。Dからはまあ大きいほうに入るよね。E以上は巨乳だよね」

 

これが多くの男性が持つ価値観だと思います。

この意見は女性とそこまで相違ないと思います。

 

ツイッターでアンケート取りましたが思っていた通りの結果でした

 

カップ数に対する認識はほぼ一緒なのになぜ見た目における認識がこうも違うのでしょうか。

 

ここから大事です。

 

貧乳戦争の原因は「女性が知っているCカップと僕ら男性が知っているCカップは違う」ことです。

それが混乱を招き、貧乳戦争のきかっけとなっているわけです。

 

なんとなく知っています。僕ら男性陣だって。「アンダーとトップがあるんでしょ」くらいは知っています。でも、知らないのです。カップサイズの多様さを。我々男性陣は本当の意味では何も知りません。

 

男性の皆さん、これから多くの人にとって衝撃的な事実をお伝えします。

 

下記はワコールのHPのサイズ表です 

f:id:ui0723:20170303193508j:plain

参照:ワコールHPより

 

知ってました?男性陣。

「バストのサイズが130センチでもAカップの人がいる」って。

「バストのサイズが95cmの人でもAカップの人もいればGカップの人もいる」って。

「Cカップにも12種類ある」って。

知らなかったですよね、もしくは知ってるふりをしていましたたよね。

女性であれば「知ってるし」となると思いますが、 もうわかんないのです多くの男性は。 

この多様化されたバストのサイズが認識の違いを生むのです。

 

僕ら男性陣が知らなければならないのは、このバストサイズの多様性です。

男性のみなさん、本当の貧乳を知り、戦争を終わらせるために、まずは僕ら男性陣がこのバストサイズの多様性をしっかり勉強しませんか。

 

 

 

 

 

無理。絶対無理。

 

 

 

 

僕らの脳みそでは理解不可能です。

僕らの脳みそは単純で、谷間があるかないかくらいが限界になってしまったのです。

バカなんです。

僕らはバカだから、複雑なのは、ワカラナイ。

かと言ってシンプルに男性から女性に「トップのアンダーの差を教えて」と聞いたらどうなるでしょうか。新しい戦争の幕開けです。

 

だから、もうやめましょう。

争うことをやめることをやめましょう。

互いに武器を手に取り、血で血を洗う貧乳戦争を続けましょう。一生続けましょう。

 

でも、一人でも多くの男性がこの記事を読んで「バストサイズの多様性」を知ってもらえたなら、もうそれだけでOKですよね、貧乳のみなさん。

 

 

ちなみ僕は脚派です。

 

 

 

おしまい

浮気の罪と罰

身体は浮気したけど心は浮気していない。

心は完全に浮気しているけど身体の浮気はしていない。

 

はたしてどちらが残酷なのでしょうか。

f:id:ui0723:20161027193622j:plain

僕の女友達(31歳)が2年間付き合った彼氏(33歳)に浮気されました。浮気相手はなんと21歳(!)だったそうです。

彼女は僕に「この浮気を許すことができたなら…これからもっと大変なことが起こっても二人で乗りこえられると思うの…だから…がんばる。大丈夫。うん、大丈夫」と言いました。

さらに彼女は「浮気してしまったものはしょうがない。終わったことだし。それにこっちにも何か原因があったのかもしれない。だから、大丈夫」と言いました。

 

終わりの始まりが始まった瞬間です。

 

僕は彼女に「でもさ、君の彼氏、浮気中は相手の身体に夢中になって、気持ちよくなってもらおうと腰振ったんだよね。一所懸命、裸で腰振ったんだよね」と事実を伝えました。

彼女は泣きましたが、僕はこれっぽっちも反省していません。大切な友達だからです。大きなお世話だったのかもしれませんが、ちゃんと向き合ってほしかったのです。過去に何度も何度も同じような失敗をし、後悔している彼女に。

本当に許しているのか?これからは本当に大丈夫なのか?

逃げず、見て見ぬふりをせず、今回こそはしっかり向き合ってほしかったのです。

 

なぜ彼女は彼の浮気を許そうとしているのでしょうか。

 

彼女が31歳だったから?

彼が謝罪しているから?

彼の年収が高いから?

親にもあいさつが済んでいるから?

 

彼女は僕に、こうも言いました「身体は浮気したかもしれないけど、心は浮気していないと思うから大丈夫だと思う」

何が大丈夫なのか、さっぱり分かりませんでした。これっぽっちも分かりませんでした。

浮気を許す理由はさまざまだと思いますが、この場合はおそらく「別れたらまた一人になってしまうから」ではないでしょうか。

「別れるよりは浮気を許したほうがマシ」という選択をしたのではないでしょうか。せざるをえなかったのではないでしょうか。

 

僕は胸を張って声高らかに自慢できることがあります。

それは「今まで浮気をしたことが無い!!」ということです。

「浮気するほどの甲斐性やルックスや年収がないからだろ」「いやいや、そもそもお前、人生において彼女いる時期めっちゃ少ないじゃん」という方もいらっしゃると思います。おっしゃる通りです。でも、僕は小さい時から浮気がどれだけ幸せを壊すのかを目の当たりにしてきました。友人たちの離婚の原因の多くは浮気です。僕の兄も嫁の浮気が原因で離婚しました。孫と会えなくなったことが決まっときの父と母はひどく落胆していました。

 

浮気はしてはいけない。あたり前に聞こえます。

でも、こんなあたり前のことがあたり前になっていない世の中を僕らは生きています。 

事実として、この世は浮気にあふれています。きっと僕らが知っている浮気って、氷山の一角なんだと思います。僕らが知らないだけで、無かったことにされた浮気っていうものがこの世にはたくさんあるのかもしれません。

僕も、僕が知らないだけで浮気されていたのかもしれません。 

  

なぜ人は浮気をするのでしょうか。

 

知らないのです。コスパの悪さを。

コスパの悪さを知らない人が浮気するのです。

結婚している人が浮気をしたら多くの場合離婚します。子供とも離れて暮らすことになり、結婚を祝ってくれた多くの人に対しても残念な結果を報告しなければなりません。養育費や慰謝料だって発生します。将来、自分の子供も知るでしょう。1回の浮気で失う物が多すぎます。どう考えても見合ってないと感じます。

 

いや、やめましょう。こんな分かりきった話は。

もっと本質的な、地獄の部分の話をしましょう。

 

浮気持つ最大の罪と罰は「レッテル」にあると僕は考えます。

 

冒頭にお話しした浮気を許そうとしている僕の友人は、彼が浮気をしたことを許そうとしています。無かったことにしようとしています。

しかし、事実は無くなりません。

この先、彼女はずっと、もしかしたら一生彼に対して(この人は浮気した人)というレッテルを貼って生きることになります。

 

時間が経過して、彼となにか別のことでケンカしたときも、心のどこかで

(なんだよこいつ、えらそうなこと言いやがって。浮気したことあるくせに。私は浮気を許してやったんだぞ。忘れたのか)

というぬぐえない気持ちを持ち続けるのではないでしょうか。

 

何もケンカした時に限っての話ではありません

 

彼女「ただいまー!」

彼「スヤスヤ……ん…あ、おかえり…」

彼女「あ、起こしちゃった?ごめんね(ご飯も作らず洗濯もせず寝てやがる。浮気したくせに)

 

彼女「カレー作ったよ!」

彼「もうちょっと辛い方が好きかな」

彼女「そっか(なんだよこいつ浮気したくせに)」 

 

彼氏「ごめん、到着30分遅れる!」

彼女「浮気したことあるくせに?」

 

極端に書きましたが、こんな「浮気のレッテル」生活が一生続く。何かの拍子にスイッチが入る。精神的な地獄です。彼女も彼女で、一度でも彼に「浮気を許す」と伝える以上、この先決して「浮気したことあるくせに」と口に出してはいけません。それくらいの覚悟が必要なはずです。

 

浮気を許してもらった側にも、許す側にも、一生取れることのないレッテルがつく。

これが浮気の最大の罪と罰だと考えます。

 

もちろん個人差があるのは百も承知です。恋愛の形は十人十色。

浮気をネタにできるカップルや夫婦も稀に存在していることを知っています。

 

でも、もし無理して浮気を無かったことにしようとしている人、許そうと思っている人、許したつもりで苦しんでいる人がいたら、もう一度だけでいいので考えてみませんか。

 

浮気を許すには覚悟が必要ということを。

 

この先背負って生きていく「浮気を許す」罪と罰について。

 

 

ありがとうございました。

 

おしまい

 

【お知らせ】

喫茶店、やってます お気軽にどうぞ。

朝日新聞「A-port」 ウイのオンラインサロン

 https://a-port.asahi.com/salon/cream-soda/

女友達が死んだ。享年30歳。死因・不倫。

女友達(ミムラ・仮名)が死にました。

死因は不倫です。

f:id:ui0723:20170302151313j:plain

正確にはミムラは生きています。元気に生きています。

 

死んだのは彼女の20代です。今日、ミムラは30歳になりました。

 

長い闘病生活でした。

24歳で不倫という病に侵され、彼女自身はもちろん、彼女の友人たちが何度もさまざまな治療を試みましたが、6年にわたる闘病生活もむなしく、00時00分00秒、彼女の20代は静かに息を引き取りました。

昨日、ミムラの誕生会という名の葬儀が執り行われました。インスタグラムに投稿された写真からたくさんの参列者にかこまれたミムラの姿を確認することができました。たのしそうに笑っています。「誕生会おいでよ」と共通の友人に誘われていましたがパスしました。友人の誕生会には可能な限り参加するほうですし、ミムラの誕生会には毎年顔を出しています。

でも、どうしても今年は行けなかったのです。行く気になれなかったのです。

 

周囲の友人たちのほとんどがミムラの不倫を知っていて、きっと誕生会に参加している何人かは「20代、ご愁傷さまです……」ということを考えているはずです。もしかしたら中にはほくそ笑んでいる人もいるのかもしれません。

 

ミムラの不倫相手は僕の東京の友人でもあります。彼は大手アパレルメーカーに勤めていて、店舗を管理するマネージャーです。全国に出張があり、名古屋へは月に2~3回来ています。そして、彼には担当する各地に彼女がいます。名古屋、静岡、京都、滋賀、和歌山。僕が知っている限り5人です。

 

不倫。本人たちが良しとしているなら、とやかく口を出すことではないのかもしれません。

 

でも、僕は知っています。来月、彼がミムラに別れを告げることを。

6年間の不倫に彼から終止符を打つことを僕は知っているのです。

単純に彼が昇格し4月から内勤がメインになるからです。名古屋に来ることが無くなるから。それだけの理由です。

 

ミムラは彼を愛していますが、彼にとってのミムラは出張ついでにホテルに呼ぶ無料の風俗みたいなもんです。ひどい言い方ですが、事実です。

 

ミムラにとって彼はどんな存在だったのでしょうか。

彼氏という認識だったのでしょうか。なぜミムラは奥さんがいると知りながらも6年間も彼を愛し続けたのでしょうか。これから彼女にはどんな未来が待っているのでしょうか。

 

 

  

ミムラ、30歳の誕生日おめでとう。誕生会行けなくてごめんね。

ミムラ、聞いてくれ。

間もなく君は彼から別れを告げられる。彼の担当から名古屋が外れるんだ。それだけの理由だ。彼は君のことが嫌いになったわじゃないよ。だって、はじめから好きじゃなかったんだ。

ミムラ、君は彼のやさしい所が好きだと言っていた。でもそれは「最後には君のことを選べない。ごめんな」という後ろめたさからくるものだ。

ミムラ、君は彼からも「好きだよ」と伝えてもらっていると言った。でもそれは「嫁というハードルは無理だけど、不倫相手としては好きだよ」を略して「好きだよ」と言ったんだ。

彼は君のことを「めんどうなことを言わず、自分を好きで、身体の相性はいい不倫に最も適した女」と思っているよ。彼が実家暮らしで30歳の君を好きになるはずがないよ。彼は学歴と経済力がある自立した女が好きなんだ。

ミムラ、君はどれだけ彼の奥さんのことを知っている?

実は、僕は1度だけ会ったことある。彼の奥さんはめっちゃいい女だ。正直、勝ち目はない。勝ち目はないって言うか、はじめから同じリングで戦っていない。

彼と君をはじめて出会わせてしまったのは僕だ。6年前の初夏、台風の夜。偶然とはいえ君と彼を引き合わせてしまった。あの時雨が降っていなかったら、新幹線が遅れなかったら、僕が彼からの連絡に気づくのが遅れていたらこんなことにはなっていなかった。たまに思い出しては悔やんでいるよ。僕だって罪の意識はゼロではない。僕は君に何度も止めるように忠告した。彼にだってミムラを手放すように何度も言った。でもね、それはね、君への心配ではなく、僕自身が自らの罪の意識を消したかったからだ。

ミムラ、きっと君の心はコナゴナになるだろう。彼の家庭をぶっ壊すくらいのことを考えるかもしれない。でも、彼は君にどれだけ本当のことを伝えたんだろう。君が6年間信じていた彼の情報のうち、おそらく半分以上はウソだ。彼は東京にいるときと地方に行くときは完璧な別人になるんだ。SNSのアカウントだって使い分けている。君は彼の本当の居場所、職場、最寄駅、何一つ真実を知らないと思う。6年間過ごした絆なんかLINEをブロックされたらあっけなく終わるくらいもろい関係だ。

 

ミムラ、君の失われた6年間はもう戻らない。でもこれからも人生は続く。

君と同い年の女性陣は君が不倫している24歳~30歳の間にたくさん結婚していったね。

大丈夫だ、ミムラ。まだ30歳になったばっかりだ。まだ戦えるはずだ。

傷が癒えるのに数年かかるかもしれない。でもこれから始まるんだ。やっとスタートできるんだ。不利なスタートになる。だって将来、ミムラの彼氏が「自分の彼女が24歳から6年間不倫していた」という事実を知ったとき心が折れるからだ。10000%折れる。きっと多くの男性はこれを受け止めきれない。「自分の彼女が女としての一番いい時期にちゃんと恋愛をせず不倫相手に奪取されていた。そんであっけなく30歳でふられた」という事実を知ってしまったときに生まれる感情は絶望だ。いや、やり場のない怒りだ。「6年間不倫していた女」というレッテルを一生貼られるだろう。秘密にするにしても覚悟が必要だ。

ミムラ、もうひとつ悪いニュースがある。君は世の中の30歳の女性と比較すると少し疲れている。恋愛を楽しんでいる30歳、仕事に没頭する30歳は君より美しい。お金を使って外見もみがき直さなきゃいけいない。でも、不倫がいかに不毛か身をもって知るはずだ。絶望で終わる恋愛を経験し、立ち直った女は美しい。だから、立ち直ることさえできたなら、今からだって恋愛市場で立派に戦えるはずだ。

君が泣き止んで、何度かの女子会と旅行を終えて前を向いたとき、僕は全力で男友達を紹介する。もちろん独身だ。これからさらに増すであろう僕の罪の意識はこうやって消すことにする。でも、早くしないと僕の男友達も高年齢化するからね。

 

ミムラ、閉まりかけの扉に駆け込み乗車してやろう。

行儀悪く列に割り込んでやろう。

ずいぶんと長い間忘れていたトレーニングを始めよう。

ギシギシと全身筋肉痛になりながらリングに上がろう。

いつか自分にOKを出せるように、がんばろう。

大丈夫、間に合うはずさ。

季節はちょうど春だ。不毛な恋をおわらせるには十分すぎる理由だ。 

 

 

おしまい

 

追記【お知らせ】

茶店、やってます お気軽にどうぞ。

朝日新聞「A-port」 ウイのオンラインサロン

 https://a-port.asahi.com/salon/cream-soda/

 

3月15日に書籍が発売されます 。今ご覧のブログから反響の大きかった記事を加筆修正し、大量の書き下ろしを収録。

ミムラのその後も収録されています。